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カワラハハコ 河原母子 ( キク科 ヤマハハコ属 )

散歩道に新登場!(これまで気づかなかっただけかも・・・。)
全体に白っぽかったので、「農薬でもかぶったのかな〜」と通り過ぎるところでした。(^_^;

河原に生える多年草。なぜこんなところに出てきてのか不明〜。
花期は8〜10月とのこと。ちょっと早いですよね?
背丈30〜50cm。茎の先に散房状に小さな頭花を沢山つけます。
白い花びらのようなものは総苞片で、乾いた紙質。ドライフラワーを思わせました。



雌雄異株です。
頭花が筒状の両性花だけの集まりであることから、これは雄株と判明。
(雌株の頭花は、外側に糸状の雌花が多数あり、内側に筒状の両性花が少しあるとのことです。)


  
茎も葉も全体に白い毛が密生していました。
葉の幅は1〜2mm。細長い線形です。
山地や高原に生えるヤマハハコはこれの母種で、葉の幅はもっと広いそうです。


花は咲き出すとすぐに枯れて茶色くなるようなので、
咲き始める直前のこの頃がとくにキレイだな〜と思いました。(^_^)


( 2006 . 7 . 5 )