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レンプクソウ 連福草 レンプクソウ科 レンプクソウ属 )
                 *最新のAPGW分類ではガマズミ科


しばらくジーッと見つめ合っていました。
「この黄色いのは花粉だよね?」 「じゃあ、これ、花だよね?」と、ビ〜ックリ。

花は径5mm。茎の先に5つの花が集まってついています。

4個はぐるりと茎を囲むように、あと1個は上を向いてついている。
何とも面白いつき方です。




ここに毎年群生しているのは知っていました。(葉だけね。)
これもキクザキイチゲの葉かな〜と(適当ですね〜 ^^; )、春先から毎年見ていた場所です。
「あれ、咲かなかったな〜」と、今年も不思議に思いつつ通り過ぎようとして、
近くに咲いていたムラサキケマンをしゃがんで写し、
ふと横を見てご対面となったのでした。

低山のやや湿った林内に生える多年草。背丈8〜15cm。

北海道と本州の近畿以北に分布。
福井県植物図鑑には「県内ではきわめて稀」となっており、大喜びですが、
気がつかないだけじゃないかな〜と思ったりして。(^_^;

名前は、この植物の伸びた地下茎の先に福寿草(フクジュソウ)があったからだとか。
別名は“五輪花(ゴリンバナ)”。花が5個集まってつくことから。


( 2013 . 4 . 10 )