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アキギリ 秋桐 ( シソ科 アキギリ属 )

ひょっこり見つけて、もうそんな頃なんだなぁとしみじみ。
長く伸び出た雌シベはいつ見ても魅力いっぱいです。

山地の谷沿いの木陰に見られる多年草。
背丈20〜50cm。花冠の長さは2〜3cm。





色濃いものの中に、薄めのパステルカラーの株もいました♪

分布は主に北陸とのこと。
名前は、秋に咲く桐のような花との意味。

( 2009 . 9 . 26 )
 




 
 ( 2008 . 10 . 5 )






 
 ( 2018 . 10 . 19 )





ギョッ!雄しべが飛び出ています。(@@)




調べてみると、この2本はいつもは上唇に隠れているそうです。
その基部に普通に見える退化雄しべが繋がっていて、
虫が退化雄しべに乗ると、上から2本の雄しべが下りてきて、花粉をスタンプするのだそうです。

素晴らしい仕組みですね。

というわけで、これは花粉を虫にスタンプした後。

( 2011 . 9 . 12 )



◆ これまで出会ったいろいろな色や模様のアキギリはこちらです