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ニオイタチツボスミレ(1) 匂立坪菫 ( スミレ科


いつもより濃い紫色のスミレの一群に気づき足を止めました。
中心部が真白!初めての出会い!やっと会えました!
思わず鼻を近づけてクンクン香りを確かめました。が、鼻が悪いのでよく分かりませんでした。(^_^;


山地や草原などの日当たりのよいやや乾燥気味の斜面に生える多年草。
 


花全体に丸みがあり、花弁が重なり合うように咲いています。
濃紫色で中心部の白色とのコントラストがはっきり。
側弁には毛はありませんでした。

福井県内ではやや稀とのことで、嬉しさ倍増です。

( 2008 . 4 . 2 )




 この10年後、別の場所でニオイタチツボスミレと思われるものに出会いました。
ニオイタチツボスミレ(2) としたものです。
 
 (2)と比べこの(1)は葉の感じが違うように思い、違うのではないかと焦りましたが、
 当時のデータを引っ張り出して見てみると、質感は違うものの、
 葉の先は丸みを帯びているといえないこともないかなと。
 
 


 
 


 
 また、花茎に毛がないようで、またまた焦りましたが、
福井県植物図鑑によれば「普通短毛がある」とのことなので、ないものもあるようです。