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ナルコユリ 鳴子百合 ユリ科 アマドコロ属 )
                  *新しいAPG分類ではキジカクシ科


斜面を見ながら歩いていると、上の方からドサッと倒れ出ていました!
持ち上げて見ればまさしく鳴子のような花がわんさか♪
想像していたようなスマートな立ち姿ではなかったけれど、やっと会えた、嬉しい初めての出会いでした。


山地の草原や疎林下に生える多年草。 茎は高さ50〜130cm。


これまでアマドコロしか見たことがなくて、どう違うのだろう、
本当に茎がツルッと丸いのかなと思っていましたが本当にそうでした。
それに何より花期が違いますよね?
こちらではアマドコロは4月にもう見られますし(4〜5月)、ナルコユリはもっと遅い(5〜6月)です。





また、ナルコユリでは花と花柄のつなぎ目 が緑色の突起状になっていますが、
アマドコロは突起状にならないとのこと。
来春、アマドコロを調べてみよ〜っと。

( 2011 . 6 . 8 )



 
 
 



 
 ( 2020 . 6 . 9 )

 

大型のものにオオナルコユリがあり、茎は高さ1m前後、葉は長さ30cmに達するそうです。
また、花の長さは25〜38mm、雄しべの花糸の下部には細かい突起があるそうです。 
 これもかなり大型でしたがどうなのか・・・。
今度、大型のものを見かけたら、長さを計らなければと思いました。 




◆よく似た仲間◆
アマドコロ ナルコユリ ミヤマナルコユリ