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デワノタツナミソウ 出羽の立浪草 ( シソ科 タツナミソウ属 )

滝のそばの苔生す岩肌に咲いていました。
下唇の紫斑が目立たないこと、花序が長いこと・・・初めてのタツナミソウ属にワクワクでした。







葉の表面はデコボコしており、艶っぽいというか毛は感じられませんでした。
葉の裏面は脈上にのみまばらに毛がありました。

滝の水しぶきのかかりそうなところに咲いていること、下唇の紫斑が目立たないこと、
茎の毛がごく短い点、葉の形や凸凹感、葉の毛の様子などから、デワノタツナミソウだろうと思います。



タツナミソウ類は変異のありうる野草であることから
地域差や個体差をも考えると毛の形状や葉の質感などは変わりうるもので・・・
タツナミソウ類は難しいな〜と改めて思いました。

( 2008 . 6 . 9 )





 
 



 
 



 
 
ここは明るいながらも湿り気ありそうな日陰。
 葉の凸凹感は滝のところで見たものと同じでした。
 

( 2018 . 6 . 7 )
 
 


◆これまで出会ったタツナミソウの仲間◆
オカタツナミソウ ヤマジノタツナミソウ ホクリクタツナミソウ デワノタツナミソウ(1) (2)
シソバタツナミ ヤマタツナミソウ ナミキソウ 謎?のタツナミソウ
訂正
ヤマジノタツナミソウ(色濃く大きい一群)